韓国の主要教団から、「異端」「異端似非(カルト)」と認定されている朴玉洙(パク・オクス)牧師グループが開催する、「キリスト教指導者フォーラム」の案内が首都圏の教会に送られている。これは9月11日に新宿京王プラザホテルで開催されるもので、国内の異端問題関係者は注意を呼びかけている。

案内によれば、主催は「宗教法人東京恩恵教会」。この教会は「グッドニュース宣教会」の名前で活動し、今までも関連組織NPO法人IYF(国際青少年連合)とともに、文化公演や青年対象のイベントを開催、勧誘を行ってきた。韓国では異端といわれる「救援派(クオンパ)」と呼ばれるグループとされ、「救い」や「悔い改め」の理解が独特。

今回の「フォーラム」は、教会訪問を行い、教会宛に案内が送られていることから、日本の牧師、教職者を対象に意図されたものと考えられる。異端問題関係者は「韓国では彼らの異端性は広く知られているので、教会を訪問したり、牧師を誘ったりするなどということは考えられない。しかし、日本ではまだあまり知られていないので、その中身を知らずに招待に応じて参加する牧師もいるのではないか。注意が必要だ」と危惧している。

在日韓国キリスト教連合会(羅達植会長)は、注意を促すメールをすべての関係宣教師に送信した。

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○韓国新興異端がイベントに勧誘2012年4月11日